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ガミースマイル上唇挙筋群を確認しながら埋没短縮手術をしています。

今日の手術は、ガミースマイルの改善でした。

カンファークリニックでは患者さまの症状に合わせて、色々な方法でガミースマイルの改善を行なっています。

今日の手術は、上の唇がめくれてしまって、歯茎が見えすぎてしまう原因が、唇を持ち上げる筋肉の原因の場合なので、ガミースマイルを改善するために行う方法の1つである、上唇挙筋群の短縮手術を行いました。

この方法は大きく切開をしないから腫れない、埋没式上唇挙筋群短縮10点留め手です。

埋没式上唇挙筋群の短縮手術のポイントは、

*歯と歯ぐきをアンカーにして粘膜と筋肉をタッキングをする。

*筋肉は切除しない。

埋没法で固定を行う。

3つのポイントです。

さっそくお写真ですが、このような感じで留めます。

このお写真は、縫合した糸を切る前の状態です。終了後には不要な部分の糸は切り取りますから、日常生活に支障はありません。もちろん見た目にも、お食事を摂るときも邪魔になりません。

ところで、「ガミースマイル」とは笑ったときに、上の歯ぐきが見える状態です。

この原因は

歯が原因

歯ぐきが原因

粘膜が原因

筋肉が原因←今日はこれです。

骨が原因

があります。

上唇を持ち上げる筋肉が大きくてしっかりしていて、力持ちで強い場合、笑った時に歯茎の上まで唇がめくれ上げてしまいます。

このような症状では、筋肉の動きを弱めてあげる方法が有効です。手術をしない場合には、ボトックス®️の注射で一時的に症状を止めることができますが、やっぱり一生気にしないで、笑顔いっぱいで過ごしたいですね。

逆に筋肉の動きが強くない患者さまにこの上唇挙筋群の手術やボトックス®︎の注射を行なっても、効果がありません。診断がとても大切です。カウンセリングの時にアドバイスをしています。

上唇挙筋群には

1、上唇鼻翼挙筋

2、小頬骨筋

3、大頬骨筋

4、上唇挙筋(四角筋)

5、口角挙筋

の5種類があります。この筋肉の1つ1つを丁寧に縫い込んで動きにくくする手術が上唇挙筋群の短縮手術10点留めです。

では実際の筋肉を1つ1つ探ってみましょう。

まずは口にアングルワイダー(開口器)を装着します。唇や歯ぐきを引っ張ってみると粘膜の下にうっすらと上唇挙筋群が見えてきます。

小さな切開をして、端っこを引っ張ってみます。

口輪筋の一部と口角挙筋の一部、大頬骨筋の一部が見えてきます。

切開線を少し前に伸ばします。本当に小さく切開して引っ張ってみます。すると、口輪筋の一部と口輪筋に絡まる、上唇挙筋群、上唇鼻翼挙筋、小頬骨筋が見えてきます。

これらの筋肉を1つ1つ、1本1本、専用の糸で縫い込んで筋肉の動きのバランスを整えます。

この手術は

手術時間は30分ほどです。

すこーし、出血しますが、すぐに止まります。

2日〜3日の間、マスクで隠れる範囲ですが、口の周りが腫れます

手術後の痛みはありませんが、お守りとして、カロナールという痛み止めもお渡しします。

手術後専用の歯ブラシをお渡ししていますから、糸がほつれたりしないで、お口の中を清潔に保てます。

診察や検査、お薬や歯ブラシなど、全部込み込みの手術費用で、385,000円(税込)です。

手術後の再発はありません。

笑った時の顔は自然です。不自然な笑い顔にはなりません。

手術の麻酔は表面麻酔局所麻酔で手術中に痛みを感じることはありません。歯医者さんで歯の治療の時に使う局部麻酔を使用します。局部の麻酔をする前には、シールタイプの表面麻酔と軟膏タイプの表面麻酔をしっかりと効かせます。

しっかりと効いてから、局部麻酔をするので、針の刺さることすらわからないほど、痛くありません。

麻酔が充分に効きますし、丁寧にご説明をしながら手術を行いますから、怖くありません

手術が怖いなと思っている患者様でも、安心して手術を受けて頂けるように、心がけております。

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