今日は笑った時に歯ぐきが見えすぎてしまう、とっても嫌な症状を、上唇挙筋群短縮手術10点留めで治療をしました。
この手術方法には、患者様のご希望や症状、状態によって、
歯冠長延長術
歯槽骨整形術
上唇小帯切離形成移動術
口腔前庭縮小手術
粘膜切除術
を同時に併用しています。
今回はこのような感じでまとめました。
一本一本の筋肉と、粘膜、歯ぐき、ヒダを引っ張る方向を考えながらきれいに縫い分けていると、手術中に患者様への声掛けを忘れてしまうくらい手術に集中して、私の息が止まっていることがあります。
代官山、真崎医院の真崎院長先生には、「全身麻酔の手術ではない、局部だけの麻酔の手術の時には、手術中に患者様への声掛けや手術の進み具合や、うまくいっている感触などを、その都度できるだけお伝えし、お声がけすると、患者様が安心するよ」と教えて頂きました。
真崎先生の二重の手術や、眼瞼下垂の手術は、真崎先生が手術中にずっーと声掛けしています。でも、手術は進行していて、真崎先生の手は動いているんですね。余裕があるからなせる技。
まだまだ、私は未熟です。