顎を削る手術にはいろいろな方法があります。
今回は前額断という切除方法をご説明いたします。
人体の構造には矢状面、水平面、前額面の基本面があります。
矢状面は人体を前後方向から、左右に分けた面→下顎枝矢状分割骨切り
水平面は人体を輪切りにした状態で上下に分けた面→水平骨切り
前額面は人体を前後に分けた面→おとがい形成前額断骨切り骨切除
E-Lineの形成には、
①顎先が突出している場合
②顎先が後退している場合
があります。
どちらの症状も、歯の歯軸傾斜、歯槽骨の位置、顎骨の位置に加えて、上下の噛み合わせのバランスが原因になています。その点をよく診察した上で手術方法を決定しなければなりません。
前額断骨切切り、骨切除は①顎先がでている場合に行う手術です。
噛み合わせや歯並びに問題がなく、矯正治療後や子どもの頃の転倒や怪我によって、顎先の位置が真ん中でなかったり、顎先の骨がゴツゴツしている場合には、とても綺麗に治る方法です。
デメリットは顔の幅が広い方、四角い顔型の方は、手術によって顔が平面に見えることがあります。
噛み合わせは正常だけど、顎先だけ出ている場合や矯正歯科治療後に、口元が引っ込んで顎先の突出感だけ治したい場合にはとても綺麗になります。
他院で矯正治療をした後の手術だけでも喜んでご対応をしています。まずはご相談ください。
カウンセリングは無料です。一人で考えていても、解決方法には限界があります。手術をするって決めてからでなくても、とりあえず的にご相談だけでもご来院ください。
お話をすることは大好きですから、今までの私の手術経験を元に色々な方法をご紹介しながら、リベラルにお話をいたします。手術を強要したり、手術を誘導するようなカウンセリングはしません。
バイアスが生じないように、患者様のメリットを最優先してアドバイスをさせて頂きます。