審美歯科だからこそできる治療。
私なりのこだわりや工夫を紹介いたします。
今回は型取りの方法について。
先日型取りの材料について紹介しました。
しかし、どんなに精密にとれるシリコン製の材料を使用したとしても、広い範囲にわたる型を取る場合、特殊な方法をする場合があります。
今回は上の顎の歯すべてを一度にとる必要がありました。あわせて12本分、うちインプラントを用いて回復する部分も7本分あります。
そのため、あらかじめインプラントの部分は金属を鋳造してフレームを作り、型を取る際たわまないように工夫しました。こうすることで、位置関係がくるわず、正確な形が再現されます。
手間はかかりますが、結果的に失敗が少なくなるので患者様にかかる負担は少なくなります。
出来上がりが楽しみですね。