こんにちは。
天神の警固公園ではイルミネーションが行われていました。 クリスマスシーズンとはまた違ったイルミネーションで綺麗です✩
今回はIPR(Interproximal reduction)について紹介します。
IPRとは歯の表面をスライスし、歯を綺麗に並べるスペースを確保するテクニックです。
これにより、非抜歯での治療の可能性が広がります。
歯の表面には、エナメル質という硬い組織があります。
エナメル質は1~2mmの厚さがあり、IPRで約0.25mmスライスします。
確保するスペースの量によりIPRを行う部位をコントロールします。
また、歯の大きさのバランスを上下で整えるためにIPRを行うこともあります。
繊細な処置が要求されるテクニックですが、IPRを行う時は痛みは全くなく、研究結果でも虫歯のリスクが上がることはありません。
また、IPRにより隣どおしの歯の接触面積を増やすことにより、後戻りの防止を行うことができます。