審美歯科と一般歯科。
何が違うかわからない?
そんな疑問にお応えすべく、治療に対しての私なりのこだわりや工夫を紹介しています。
疑問の解決の一助になれば幸いです。
今回は歯の色、つやへのこだわりについてです
今回の患者さまは、、、。
男性の患者様です。
歯ぐきの黒ずみと
歯の色、つや、透明感を完璧にしたいとのご希望でご来院されました。
口の中を見てみると
色も形もばらばらでした。
そこで、
このように整えてみました。
歯ぐきの色は歯ぐきの小手術で改善し、
色、つや、透明感は満足度もこだわり度も200パーセントを目指しました。
通常色調は「シェードガイド」という下の写真のような色見本を使います。
しかし、この色見本通りのセラミックでOKというわけではありません。
患者さまのお口のなの状態は様々ですし、肌の色や年齢、お顔立ち、フェイスライン、もちろん患者さまご自身の好みの色も大切です。
自然の光と蛍光灯の光によっても見え方は異なります。
また、A1やB2と呼ばれる種類の同じ色の規格であっても作り方によってはまったく異なります。
そこで大切となるのが「調色」です。
私は特にこの調色にこだわります。
シェードガイドやメーカーのデーターを鵜呑みにするのではなく、あくまで「患者様の状態」を確認しながら、微妙な調色を行うことが大切です。
自然光による綿密な調色はもちろん、蛍光灯下による調色と他の歯の色、肌の色やつや、フェイスラインも含めた正確な色の判断をし、200%ご満足いただける調色を目指しています。