福岡歯科大学口腔医療センター長、松浦正朗教授と「藤よし」に行ってきました。
右も左もわからない私が、 いまこうして美容外科で仕事ができるのも、 先生に教えていただいておかげであり、本当に感謝しております。
もう20年も前のことですが、松浦先生の教えて頂いた多くの中でも、今でも私の胸に残って、現在の私の診療の糧になっている出来事があります。
松浦先生紹介の癌の患者様を担当させていただいた時の ことです。
テレビドラマでいうところの教授回診です。松浦先生が画像などの検査データを見る前に「どうなの」 と私におっしゃいました。
「患者様に患部を触らせていただいて、君はどう思ったんだ」と。
「原発病巣がどのくらいで、硬いのか柔らかいのか。 頸部に転移しているのかいないのか、 自分で触らせていただいて感触で覚えないと臨床家と言えない」
いまでも深く刻まれている一言です。
こういう場面がたくさん思い出される、恩師です。
恩師ってありがたいです。
あなたをもっと美しく