こんにちは。
今日は、大学のキャンパス内に展示されているこの像を紹介します。
長崎で医療を学ぶ人は必ず教わる言葉があります。
「医師は自らの天職をよく承知していなければならぬ。ひとたびこの職務を選んだ以上、もはや医師は自分自身のものではなく、病める人のものである。もしそれを好まぬなら、他の職業を選ぶがよい。」
長崎大学医学部創設者の一人であり、近代医学教育を日本で初めて実施したオランダ人のポンペ先生の言葉です。
写真の像を見ると、かなり年配の様に見えますが・・ポンペ先生がこれを説いた時、まだ30歳にもなっていなかったのです。
私が大学に入学した時、まず最初に講義で教えていただいた言葉であり、今でもこの言葉は私の医療人としての基本となっています。