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良くある質問

ハリウッドスマイル セラミック矯正への良くある質問

Q1. 歯型の模型で出っ歯の程度をどのように判断しているのですか?歯型の模型からわかることを教えてください。

「出っ歯」とは、上の前歯が口元からはみ出ており、横から見た時に横顔のE-ラインが崩れている状態のことをいいます。
歯型からわかることは、隣の歯や奥歯の状態や、前歯の生え方、方向や角度がわかります。どの歯が、何本出ているのか確認します。また歯の埋まっている骨(歯槽骨)の形態も確認することができます。
骨格的に歯が出ている骨の出っ歯なのか、歯の方向のみ出ている歯の出っ歯なのか、または下あごが小さいことが原因の出っ歯なのかを判断できます。そして、歯の形、大きさも判断しています。平均値に比べ大きいのか、小さいのか、異常な部分がどこなのかを模型をみながら判断することができます。

Q2. レントゲンや模型、診察を受けて2本で治療ができる場合と4本で治療する場合、又は6本治療しなければならない場合は何が違うのですか?

患者様自身がどの程度の改善を求めるのかによって治療する本数は決まってきます。もちろんできるだけ治療本数を少なくなるようにすることもできますし、たくさんの治療を行うことで、トータルな色の改善や並びの改善を行うこともできます。例えば歯の色を変えたいのなら、笑った時に見える範囲の前歯6本の治療を選択される患者様が多いです。
歯並びの改善をしたい場合は、不揃いな部分をまっすぐな歯並びに治すために必要な本数を提案しています。1本のみで解決できるなら、1本だけという治療もあり得ます。審美性を考えた治療では、左右を対称的にそろえる場合が多いので、歯の真ん中(正中)を挟んで2本ないし4本を治療する場合が多くなります。

Q3. 実際に治療すると決めた場合に、仮の歯を作ってもらいたいのですが、今までの歯並びのままの仮の歯ではなく、きれいに整えた状態で仮の歯を作ってもらうことは可能ですか?その場合、仮の歯はいかにも仮の歯っぽくなってしまうのですか?仮の歯っぽくならないとしたら、なぜですか?

カンファークリニックでは、仮歯の形と最終の歯並びのセラミックスの歯の形や並びを同じ形になるように治療を行っています。初診時のカウンセリングと検査の結果を反映した仮歯を製作しています。お一人お一人の患者様の仮歯の形を、希望に沿った形になっているかどうか事前に確認しています。
ハリウッドスマイル法は事前に検査した結果(規格写真やレントゲン、精密な歯型など)をもとに仮歯の作成の時もかみ合わせ用の咬合器に装着し、歯の形を作っています。この治療行程は、最終のセラミックスの歯を作る時と同じです。とても贅沢な作成方法で仮歯を作成しています。特殊な真空状態で仮歯も1本1本がオーダーメイドです。そのため仮の歯っぽくなることはありません。

Q4. 他の歯医者には歯ぐきが腫れたり、歯周病の場合はかぶせものをしない方が良いと言われました。カンファークリニックでは歯周病の治療と、かぶせる治療を一緒におこなってくれますか?歯周病は他の歯医者さんで治してきた方が良いですか?

歯周病の治療とかぶせる治療は併行して行う必要があります。そのため一緒に行うことがよりよい治療であると考えています。治療期間と、通院回数が希望される期間や回数よりも、多くかかってしまう可能性があります。はじめてのカウンセリングの時に、歯周病の進行状態と患者様の希望をしっかり把握し、最善の治療プランをご提示させていただきます。安心してご来院ください。

Q5. ガタガタの歯並びがどうしてハリウッドスマイル法ではまっすぐになるのですか?

歯並びのガタガタは、歯が大きい場合や、あごの骨が小さく、歯がねじれて生えてきてしまったり、歯並びの内側や外側に生えてくることが原因です。
これを改善するために、歯の大きさや角度、生え方と、あごの骨の大きさ、歯が並ぶ位置を検査し、適正な歯の大きさときれいな歯並びをシミュレーションします。そのシミュレーションした歯の大きさや角度にあわせて歯を削り、正しい状態に歯と骨の位置を戻します。この方法なら必要以上には歯を削ることはありません。適正な位置に削って整えますから、この結果まっすぐ美しい歯並びができることになります。

Q6. ハリウッドスマイル法では、出ている歯を削ってかぶせると、どうして引っこんで治るのですか?

歯が大きくでている場合、歯を削って軸を変えることで、生えている方向を内側へ傾けることができます。正しい方向と正しい大きさに歯が治れば、その位置でセラミックの歯を装着することで、綺麗な歯並びとなります。

Q7. 歯を削ると歯ぐきを削ってしまったり、隣の歯を削ってしまったりしないのですか?

カンファークリニックでは、歯ぐきを削ったり、隣の歯を削らないように拡大視野にて治療を行っています。拡大鏡を使用して歯を削るバーの先端が歯茎や隣の歯にあたらないよう確認しながら処置を行います。
特にハリウッドスマイル法では歯ぐきの中にプロテクター(保護膜)糸を入れて、歯ぐきを押し広げ、隣の歯を保護するために、プラスチック製のフィルムを隣の歯に巻きつけ、ガードしています。このような工夫をすることで、健康な歯茎や歯を削らない治療が可能です。

Q8. 歯型を取る材料にはシリコン製の材料と寒天の材料があると聞きました。どのように使い分けるのですか?

シリコン製の材料は硬く、寒天の材料は柔らかいという特徴があります。精度はシリコン製のほうがよいため、カンファークリニックではシリコン印象材を原則的に使用します。
歯が歯周病で大きく揺れている場合や、顎の骨の形がいびつな場合は、硬いシリコン製印象材を使用すると、歯型を外す際、一緒に歯が抜けてまったり、型が変形することがあります。このような場合は寒天材料を使用します。またシリコン製印象材は水分を嫌います。
歯周病の場合は、歯ぐきから浸出液や出血が多く、寒天材料のほうが綺麗に取れる場合があります。
カンファークリニックでは、歯や歯ぐき、歯並びの状態を診断の後、最良の材料を選択しています。

Q9. シリコンの印象材は口の中を良く乾燥してからとらないと綺麗に歯型が取れないと聞きました。それはなぜですか?また、口の中を乾燥するなんてできないと思うのですが、どのように工夫してくれるのですか?

シリコンは水をはじきやすい性質があります。水に溶けにくく、水と混ざりにくいということです。このため歯型を取りたい部位に、出血や唾液、浸出液があると、シリコン材料はその部位をよけてしまい、きれいな歯型はとれません。近年、シリコン製の精度はそのままで、水分とも相性の良い印象剤が開発され、臨床応用されています。この材料の登場により、水分があっても印象剤は水分となじみ、歯茎の中まで綺麗な型がとれるようになりました。カンファークリニックで使用している材料はこの性質を持つ最新のシリコン印象材です。
しかし、いかにこの性質を持っていたとしても唾液や出血が多ければ、綺麗な型はとれません。
ハリウッドスマイル法では歯周病の治療を徹底的に行ない、治療と一緒に歯茎をトリートメントします。そして歯型取りの際には、トリートメント糸を2本使用します。1本目の糸を歯茎の中に残すことによって歯茎からの出血や浸出液等を抑えます。トリートメント剤は独自の方法と調合です。歯茎を引き締める薬液を糸の中にしみこませることで、さらに歯茎の中から浸出液や出血を抑え、歯ぐき環境を整えます。このような工夫をすることで、綺麗で精密な歯型を採取、作成し、美しい歯並びを導きます。

Q10. シリコンの印象材にも固いものや柔らかいものがあり、それらを組み合わせて歯型を取るそうですが、それはなぜですか?

シリコン系の印象剤には、流動性の高いもの(やわらかい)と、流動性の低いもの(かたい)があります。それぞれ使用目的が違います。
やわらかいシリコン印象剤は歯の細かい部分まで流れやすいので、型をとりたい歯の周りに使用します。しかし、このやわらかいシリコン印象剤だけでは、やわらかすぎて流れてしまい、とりたい部分にとどまりません。ハリウッドスマイル法では、やわらかいシリコン印象剤を固いシリコン印象剤でかぶせて固定するような工夫をします。固いシリコン印象剤は強度が高く、ひずみの心配もありません。このように使用目的と場所に応じて特徴にあった印象剤を選択します。細かな部分まで、正確な処置を心がけています。

Q11. 仮の歯は材料が歯ぐきに良くないと聞きましたが、治療して大丈夫でしょうか?カンファークリニックではどのような予防や対処をしてくれますか?

仮歯の素材自体は歯ぐきに刺激を与えることは確かです。また、仮歯の素材は表面に汚れが付きやすく、仮歯が歯ぐきによくないと言われる理由かもしれません。しかし、それは、短期間の間であればそれほど重大な障害を与えてしまうことはありません。また仮歯を歯と歯ぐきにぴったり合うように調整すれば、特に問題は生じません。ただし、仮歯の調整は非常に繊細な処置を必要とします。
丁寧に歯と歯ぐきに合わせなければ、そこに段差ができ、汚れがたまりやすくなります。それを防ぐために、拡大鏡下で丁寧に歯と歯ぐきに合わせています。ハリウッドスマイル法では仮歯を合わせた後にしっかりとみがき、つるつるにします。仮歯の材料専用に開発された研磨バーを、たくさんの種類を使いわけ、最終仕上げにコーティングを行います。カンファークリニックのハリウッドスマイル法なら、歯と歯ぐきにぴったりと合った、汚れのつきにくい、見た目にも健康にも安心な治療を受けて頂けます。

Q12. 削った歯に仮の歯を合わせるときの注意点はどのようなことですか?仮の歯の歯並びと最終的なかぶせものの歯並びは一緒になりますか?

歯の位置や角度、形を修正するために削った歯と、仮の歯を合わせるときに注意しなければならない点は、歯と歯ぐきの境目の処理です。歯と歯ぐきにぴったりと合わせることが最も重要です。また、配列やかみ合わせ、1本1本のバランスや左右の対称性など、細かな部分はもちろんですが、歯並び全体のバランスを考え最終形に整えることも大切なポイントです。
ハリウッドスマイル法では仮歯の歯並びを見て頂き、配列がきれいになって、満足していただいてから、セラミックの歯を作成します。ですから、仮歯の歯並びは最終の歯並びと一緒です。

Q13. 仮の歯の歯並びと最終的な歯並びが一緒になるように歯を作る技工所にどのような指示や打ち合わせをしていますか?

まず、たくさんの写真をもとに綿密な打ち合わせを行います。1本1本の歯の形から、流れるような歯並び、歯の真ん中と口元や鼻の位置を調整します。
次に笑ったり、動かしたときの、歯並びを検討します。
さらに患者様の主訴や治療中の調整、歯の色の微調整、仮歯の形は最も優れたシミュレーションですから、仮歯の形を現在の形に調整していく経緯等を含めてミーティングを行います。

Q14. 歯医者さんで治療をする時にたくさんの写真を撮るときがあります。鏡を使って撮る時もありますが、何に使うのですか?どのように撮れているのですか?みてみたいです。

デジタル写真のため、撮影させて頂いたものはすぐにお見せできます。お気軽にお申し付けください。
撮影した写真は他人に見せるためのものではありません。ご安心ください。検査、診断のために使用します。
撮影の方法はカンファークリニックの独自の方法です。正面、側面、咬みあわせの面、それぞれにチェック項目があります。奥歯の咬み合わせ、摩耗している歯の形、歯並びの形、歯茎の状態、顎の骨の形態、歯ぎしりや食いしばりの跡などです。
また歯型の模型だけでは決してわからない、歯や歯ぐきの色も重要な項目です。
鏡を使用するのは、咬みあわせの面を撮るためです。

Q15. 仮の歯の歯型を取るときはありますか?何に使うのですか?

仮歯の形や配列、角度、かみ合わせ状態出が適正に行われているかどうかの審査を行うためには、口の中についている状態の仮歯の歯型を作成します。また、仮歯の形態を、最終のハリウッドスマイルによるセラミックスクラウンを製作する模型にコピーし、それを基準に形を決定します。
歯の配列、角度、幅や長さ、真ん中の位置など、形を決定する重要な項目がいくつもあります。
このようにハリウッドスマイル法は1つ1つ厳しい基準で治療を行っています。

Q16. 最終的なかぶせものを作る時に、一度キャップの試適をさせてくださいと言われました。何の作業をするためですか?必ずしなければいけないのですか?忙しくていけないのですが。

本数が少ない治療の場合は必要な処置ではありませんが、本数が多くなると、ひずみやずれ、かみ合わせの不安定の原因になりますので、補正を行います。セラミックキャップ利用し、歯の正確な位置や咬みあわせを決めるための処置を同時に行う場合もあります。このような処置が必要な場合は、カウンセリング時に治療プランとともに説明しています。

Q17. 技工所の良し悪しですべてが決まると聞いたことがあります。技工所の良し悪しはどのような点で判断できますか?カンファークリニックではどのような技工所を選んでいますか?

セラミッククラウンの歯と歯の間のあたり方、咬み合わせの面の形、歯と歯茎との境目の形、一本一本に真心のこもった処置が行われているかどうかは、とても大切です。
形態に関しては並び方や角度、歯の形、長さ、幅など仮歯の情報がしっかり再現できているかを、確認します。また色に関しては、天然歯と同様の深みのある美しい色を再現できているかを確認しています。

Q18. ハリウッドスマイル法で使用するセラミッククラウンを最終チェックするときに、何を点検していますか?

ハリウッドスマイル法では、セットする前に模型上で診査を行います。歯並びは美しく再現できているか、歯の形や色は美しいか、咬み合わせの形態は適切か、歯と歯茎の境目の形や模型に対する適合状態、クラウン内面の状態等を、口の中に入れる前にチェックします。

Q19. ハリウッドスマイル法のクラウンセットに際しての基本処置を教えてください。

まず歯と歯のすき間である、コンタクトから確認します。検査にはコンタクトゲージ青を使用し、その後に診断専用フロスを使用して再確認します。次に歯と歯ぐきの適合と、かみ合わせ関係の確認をおこないます。歯と歯ぐきの境い目に段差がなくぴったりと適合しているかを確認するには、拡大鏡を用います。この時に先の細い検査用の探針を使用し確認します。実際にくっつけた後に、かみ合わせの調整を行います。
咬頭嵌合位を決めたあと、側方運動時に干渉がないか調整します。最後は研磨です。
ハリウッドスマイル法は1つ1つの処置がいくつもの厳し基準に適合した処置で成り立っていますから、安心して治療を受けて頂けます。

Q20. かぶせものをくっつけるセメントには色々な種類があると聞きましたが、どのように使い分けているのですか?

ハリウッドスマイル法で使用する合着用セメントは、接着性レジンセメントです。接着性レジンセメントには、歯の状態、部位、歯の高さや大きさ、前歯か奥歯か、セメント自身の強度など、セメントの特性に応じて使い分けます。部位に応じてMMA系のスーパーボンド、強度が必要な部位はコンポジット系レジセムやバリオリンクです。
ハリウッドスマイル法で使用するセメントは、基本的に外れることはありません。特に練り方や固まるまでの時間、薬品処理などをいくつもの工程に従って準備しています。
仮に外れてしまった場合はその原因を追究しています。早い段階での脱落はセメントや歯の処理の操作、長期の脱落の原因は、虫歯や咬みあわせの影響です。カンファークリニックでは虫歯を予防し、咬み合わせがずれないようにメンテンスケアをお勧めしております。

21. 歯の色はいつ決めるのですか?

歯の色はカウンセリング時に決めることも可能ですが、最終的な歯型を取る段階で選ぶことができます。
治療途中にホワイトニングをする場合には、ホワイトニングを行いながら歯の色を決めることも可能です。ハリウッドスマイル法は12段階、6分類の合計72種類の中から歯の色を選ぶことができますから、患者様の歯の色にぴったりの色を選ぶことができます。