今回の患者様は反対咬合、受け口、シャクレ顔の改善のためにご来院を頂きました。
お口もとを見ると、笑うと下の歯が目立ってしまい、奥歯から前歯にかけて、歯並びの途中から上の歯としたのはが交差して、逆の噛み合わせになっています。
矯正歯科専門クリニックや口腔外科、形成外科、大学病院、総合病院など色々な病院へ相談されている患者さまです。
手術前に行う矯正の必要性、手術の内容、CTやMRIなどの検査や自己血(自分に輸血ように前もって自分の血を溜めておく方法)の確保、2週間の入院、手術後の矯正の必要性を理解しているものの、そこまで大掛かりな方法ではない方法をご希望されていました。もう少し簡単で安心できる方法で、改善できる範囲で治したいとのご相談内容でした。
重症か?軽症か?お口の中を拝見すると、
実は比較的、軽症なんです。このような症状の患者様は比較的多いのですが、大きな病院を受診すると、どうしても大きな手術、複雑な手術になりがちです。
そこで、今回は、受け口セットバック手術と2回の通院で治るハリウッドスマイル、セラミック矯正法で治療するプランをご提示しました。
患者さまは、自分の理想とするイメージに治るのか半信半疑で不安だらけでした。
そこで、術前のコンピューターシミュレーションやレントゲンの説明、模型を使った手術を患者さまの前で行い、安心して頂いた上で、手術をすることに同意して頂きました。
今回の治療費用は
受け口セットバック手術が全身麻酔代やお薬代、診察代、消費税をすべて含めた費用で132万円。
上の歯のセラミック治療が6本で仮歯、歯を削る費用、セラミック、消費税などすべて込み込みで99万円でした。
手術も終わり、セラミック治療も終了したお口もとです。
口角を上げる筋力がまだ足りないので、表情筋のトレーニングが必要です。
上の歯6本はセラミッククラウンで整え、下の歯は1時間で終わる受け口セットバック手術を組み合わせた治療方法です。
患者さまも大変喜んで頂きました。
一般的な矯正歯科、口腔外科、形成外科で行う手術とカンファークリニックのセットバック手術は比較できるものではありません。
セットバック手術後のセラミック治療やマウスピース歯並び矯正治療は、患者様のご希望にあった方法となるように、治療方法や手術方法を工夫しながら患者様一人ひとりの完全なオーダーメード治療として、診療プランを立て、手術や処置を行っています。