こんにちは。
宮内です😊
やっと季節に合った気温になって来ましたね。
今年は10月にも30℃の日があったり、いつにも増して夏が長く、急な温度変化に身体が悲鳴をあげそうです。笑
気温差による身体への負担は自律神経の乱れなどとして現れますが、その中に免疫力の低下もあります。
この時期は身体が環境に慣れようと頑張ってるところ、手薄になったところから病気のもとが入ってくる可能性が高いのです😰
そこで実はすごい唾液についてご紹介します!!
一般的に唾液といえば、〈口腔内を浄化する〉、〈再石灰化を促し虫歯を予防する〉、〈消化を助ける〉などが知られています。
口腔内が唾液で潤っていることで、粘膜を傷から守りながら歯に付いた食べカスを洗い流していますし、唾液に含まれるカルシウムやリンは歯の再石灰化作用があります。
また唾液にはβアミラーゼという酵素が含まれており、この酵素はでんぷんを分解する消化酵素です。でんぷんは、パンやお米といった炭水化物ですね。唾液がたくさん出るほど、胃や腸にかかる消化の負担が減るので、唾液を出すためによく噛んで食べることは大事なことなのです!
これだけでも十分な働きをしていると思いますが、唾液は身体まで守ってくれているんです。
《唾液による免疫システム》
唾液に含まれるリゾチーム、ラクトフェリン、IgAなどは、お口の中に入ってきた細菌の活動を抑え、菌の繁殖を防ぎます。
特にIgAは重要な役割を果たしています。
口腔内へ侵入してきた病原体をIgAは無効化します。体内へ悪い菌が侵入するのを防いでくれているんですね。
IgAは細菌だけでなくウイルスにも対抗するため、乾燥し風邪やインフルエンザが流行る冬こそしっかりと唾液を増やしていきたいですね💪
ちなみにIgAは粘膜免疫といい、口腔内や目など体の粘膜部分で働いています。
《唾液を増やそう‼︎》
①しっかりと水分を摂る
②よく噛んで食べよう
③タバコやお酒などの刺激物は控える
④舌の動かそう(舌で歯ぐきの周りをグルグル🌀)
⑤IgAを増やす食品→レバー、うなぎ、納豆、漬物、にんじん、かぼちゃ、ほうれん草、ヨーグルトなど
唾液は1日に1〜1.5ℓ分泌されますが、30代をピークに減少していきます。
唾液が少なくなると、虫歯や歯周病だけでなく病気にも罹りやすくなってしまうので、予防のとして上記をちょっとした習慣にしてみませんか?
最近は乳酸菌飲料などに「IgA」と記載されてわかりやすい物もあるので、スーパーやコンビニなどで見かけたら、IgA⇨免疫力アップと思い出して頂けたら嬉しいです😊
日付: 2024年11月27日 Advisor Miyauchi Blog and tagged インフルエンザ予防, 予防, 今泉, 免疫力アップ, 唾液の免疫力, 唾液の力, 天神, 歯科, 風邪