今日は上唇挙筋群の短縮手術10点留の治療を受けて頂いた術後の患者様がご来院されました。
手術後は、歯ぐきがぜんぜん見えなくなったと絶賛してくださりました。
そこで、カンファークリニックでおこなっている上唇挙筋群の短縮手術10点留めのコツやこだわりをご説明します。
手術前の状態です。
手術の前に笑った時の上唇挙筋群の動き方や強さを判断します(コツ1)
手術で使う糸は、上唇挙筋群の大きさや太さ、長さにピッタリの糸を使用します(コツ2)
今回は歯冠長延長術も一緒におこないました。
使う糸の素材も重要です。コラーゲン形成やエラスチン形成を促すガミースマイル上唇挙筋短縮用の特殊な縫合用の糸を使います。(コツ3)
この特殊な糸は手術した後に、縫った糸が溶けて無くなると同時に、コラーゲンやエラスチンなどの天然の繊維ができる特殊な糸を使用するので、糸が溶けながら、天然の繊維が半永久的に上唇を持ち上げないように、しっかりと固定してくれる優れものです。
抜糸は不要です。
手術後のお写真です。歯ぐきには白い天然の糸がたくさんできていることがわかります。(コツ4)
治ってしまうと歯茎を見せるのが大変(^^)ですので、少し引っ張りますね。
この他の「コツ」は
1、上唇挙筋群5つの剥離や展開
2、剥離をした上唇挙筋群の適切な長さの切離
3、切離した上唇挙筋群に合わせた縫合糸の素材、縫合糸の太さ、縫合する針の選択
4、上唇挙筋群の筋量に合わせた縫合方向
5、可動粘膜と非可動粘膜のアンカリング、タッキング
などです。
少し難しかったですね。これくらいこだわって手術をしたら、手術後に後戻りすることはありません。
日付: 2024年10月15日 Dr.Kinoshita Blog, Dr.木下の治療例, ガミースマイル, カンファークリニックの治療例 and tagged 歯ぐき見える 治す 美容整形 ガミースマイル 歯肉切除、歯肉整形、ボトックス、、セットバック整形、歯科、福岡天神