今日の手術は口腔前庭縮少手術、上唇挙筋群の短縮手術10点留め併用でした。
今回は手術のポイントをご説明します。
上唇挙筋群の短縮手術では、留める糸の数が重要ではなく、ガミースマイルの原因の筋肉を突き止めることが大切です。
筋肉の処理や、筋肉を留める糸の掛け方、引っ張る方向、縫う強さを間違えると、手術後に不自然な笑い方になります。
再発や後戻りの原因にもなります。気をつけたい要点です。
まずは不要な口腔前庭粘膜を切除し、すべての上唇挙筋群を露出させます。
上唇鼻翼挙筋、小頬骨筋、上唇挙筋が見えています。
歯茎が見えなくなる程度に筋肉を動きにくくする手術ですから、全く動かなくなるわけではありません。
動かなくなってしまい、不自然なお顔になってしまうことをご心配をなさる患者さまが結構多いですが、手術後の結果は患者さま皆さまに、ご満足を頂いております。
口角部分の口腔前庭粘膜、口角挙筋、大頬骨筋、上唇挙筋の一部に糸をかけて、伸展して、お鼻の形や唇の形が変な形にならないように調整するために仮縫いをします。
仮縫いの状態から、ガミースマイルが改善しているのか、笑った時に歯ぐきが見えないように改善しているのか、確認します。
写真では、牽引する方向を確認しています。
ガミースマイルの原因は患者様の状態によって様々です。
歯列矯正で治る場合もあります。
ボツリヌストキシン(ボトックス®️)で治る場合もあります。
セットバック手術で治る場合もあります。
美容整形で治る場合もあります。
歯周病が原因の場合もあり、歯周病治療で治る場合もあります。
当院では、患者様のガミースマイルの状態の原因を判断して、上唇挙筋群短縮手術を専門におこなっています。
安心してご来院ください。
日付: 2024年9月9日 Dr.Kinoshita Blog, Dr.木下の治療例, ガミースマイル, カンファークリニックの治療例 and tagged ガミースマイル整形、歯医者、美容整形、福岡天神、はぐき見える、笑えない、歯の矯正、歯の手術、福岡天神, 歯肉整形、美容整形、歯医者、歯ぐき整形、歯ぐき切除、粘膜切除、福岡はかた、口腔前庭縮少手術、歯冠長延長術、上唇小帯切離形成移動術、上唇挙筋群短縮手術、ガミースマイルセットバック