こんにちは、田中です☺️
歯ぐき形成②では、歯ぐきと歯、唇のバランスについてお伝えしました。
歯ぐきや唇の色、形が整っていると、歯のホワイトニングの持ちを良くしたり、より際立って美しく見えることは一般的に知られていないので有益な情報だったのではないでしょうか。
今回は、歯ぐき形成をする上で気をつけたいポイントについてご紹介します。
歯ぐき形成は、クリニックで行う歯肉切除と、歯ぐき形成をした後のご自宅でのケアがありますが、どちらもやりすぎないことが最大のポイントとなります。
まずはクリニックで行う、歯ぐき形成の注意点です。
一般の歯科医院の中には、歯ぐき形成をしたほうがいい部分と残すべき部分の見極めが曖昧でやりすぎてしまう歯科医院が少なくありません。
歯周病治療としての歯肉切除と、歯と歯ぐきを美しく見せるための歯ぐき形成は全く異なります。
お顔のニキビを治すための治療と、美肌のための治療が異なることと同じです。
歯ぐき形成で形成する歯ぐきは、遊離歯肉やフリーフラップ、歯周ポケットと呼ばれる部分の歯ぐきの一部のみです。
そして、歯のサイドの歯茎を忘れないこともポイントの一つです。
歯ぐきといえば歯の表面だけだと思いがちですが、実は歯のサイド面である歯と歯の隙間にも歯ぐきはあります。
歯と歯の隙間の歯ぐきは、良い歯並びの重要な要素ですのでサイドもしっかりチェックしましょう。
それから、歯の表面にあるわずかな歯ぐきにも注意が必要です。爪でいう甘皮の部分です。
この歯の表面にあるわずかな歯ぐきを気にしないで歯のホワイトニング剤を乗せると、歯に薬が密着せずに浮いてしまい、一時的ですが歯ぐきが白くなってしまったり、歯ぐきの唾液成分がホワイトニング剤と反応してしまい、ホワイトニング効果が弱まったりします。
一度歯ぐき形成をすると頻繁にやりたくなるものですが、歯ぐきの状態をよく見て、むやみにしないように気をつけてください。
歯ぐき形成は頻繁に行う必要はありません。歯ぐき形成のやりすぎは失敗の元です。
歯ぐきの形が整っているならば、日々のお手入れがうまくいっている証拠です。処理する必要はありません。
ベストなタイミングは「歯ぐきの形が変わってきたな」「歯の形がきれいに見えないな」と感じた時です。
メインテナンス時に私と相談していただいて、歯ぐきの形がきれいであれば、歯ぐき形成の工程は飛ばして、歯のメインテナンスやホワイトニングだけをすればいいのです✨
1度の歯ぐき形成で歯磨きもしやすくなっているので、メインテナンスを定期的に継続していただければ、歯ぐき形成を再度する必要がない方がほとんどです。
長くなりましたので、歯ぐき形成をした後のご自宅でのケアについては次回お伝えしますね。
楽しみにお待ちください☺️
矯正歯科 福岡【カンファークリニック】日本初の美容矯正歯科
日付: 2024年4月4日 DH Tanaka Blog, 歯ぐき形成 and tagged ガミースマイル, 口元美容, 審美歯科, 歯ぐきが見える, 歯冠長延長, 歯肉切除、アンチエイジング歯科, 痛くない, 福岡, 福岡博多, 福岡天神