バッカルファット脂肪除去手術
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バッカルファット脂肪除去手術
バッカルファット脂肪除去手術は、頬部深層脂肪に対する手術法です。
しわやたるみ、しもぶくれ、フェイスラインの乱れ、ほうれい線、マリオネットライン、頬のたるみの原因が、かみ合わせによる場合でも、かみ合わせを治すだけでは、悪化してしまった状態である、たるみの状態を戻すことは出来ません。
かみ合わせ治療はむしろ、たるみの再治療をおこなわないための、予防的な根本治療とお考え下さい。
そこで、しわやたるみ、しもぶくれ、フェイスラインの乱れ、ほうれい線、マリオネットライン、頬のたるみを改善するためには、浅層脂肪と深層脂肪に対する直接的な治療が有効です。
浅層脂肪と深層脂肪に対する直接的な治療
当院では、頬部脂肪によるたるみの原因が浅層脂肪にある場合には、脂肪吸引手術または、メソセラピー療法としての脂肪溶解剤の注射療法を選択します。
原因が深層脂肪にある場合には、バッカルファット除去手術が選択できます。
深層脂肪は塊状になって存在しているため、吸引手術や脂肪溶解剤の注射療法ではなく、除去手術の方が、一塊として除去できますし、手術時間も両側で15分、局部麻酔ででき、口の中の傷もわずか1cmと極めて、侵襲が少ない安全な手術です。見た目の改善として、とても優れた手術といえます。
バッカルファット脂肪除去手術のポイント
・ 手術時間は両側で15分
・ 日帰りの手術
・ 局所麻酔でできる
・ 口の中の傷もわずか1cmと極めて、侵襲が少ない安全な手術
バッカルファット脂肪除去手術のメリットとデメリット
メリット | デメリット |
---|---|
・一塊の除去ができるため、効果がでやすい
・口の中からの手術のため、顔に一切傷が残らない
・手術時間が15分ほどの短時間手術のため、腫れが少ない
・脂肪細胞ごと除去をするため、再発しない |
・手術に対する恐怖心
・切除量の決定が術者のカンに頼る点が大きい
・術後の圧迫がおこないにくい
・腫れ/赤み/疼痛/いわゆる手術によるダウンタイムが必要 |
バッカルファット脂肪除去手術の流れ
カンファークリニック「バッカルファット脂肪除去手術」の流れ
1. 専門医によるカウンセリング
ご予約の上、ご来院ください。
患者様のご希望や、処置内容によって、カウンセリング当日の処置も可能です。
改善したい症状の原因が、頬部脂肪か他の組織が原因であるかどうかは、患者様ご本人でも判断が難しい点です。私たちのアドバイスを参考にして、ご自身で改善したい症状に対しての治療法を考える際の参考にして頂きます。
2. 審査・診断により施術内容の確認、お見積り
レントゲン検査や視診、触診による診察をおこないます。咬合状態はレントゲン検査や模型検査が有効です。症状に対する処置について、必要な費用をご提示いたします。
3. ご自宅でご検討いただく
ご自宅で処置内容や治療費用、処置をするかどうか、または他院との比較検討をして頂きます。
治療の予約は、メールにて承ります。
お好きな時にメール問い合わせフォームに、ご希望の日時をご記入ください。
4. 手術当日
手術は「完全無痛」の頬だけの局部麻酔でおこないます。恐怖心が強い方、まったく無意識の状態で手術を受けたい患者様には、特殊な静脈麻酔であるリラックス麻酔を併用することもできます。
切開はお口の中の頬の粘膜に、
左右1cmの小さな切開をおこないます。
軟膜切開に続いて、下顎骨筋突起を目指して、ペアンまたは、コッヘルを用いて、鈍的な剥離をおこないます。曲剥離剪刃を使用することもあります。
バッカルファットパット直下に至ると、卵黄色の薄い膜に包まれたバッカルファットを目視できます。直視下において、除去すべき脂肪を一塊に除去します。
除去した脂肪部分を消毒した後、死腔がないように吸収糸を用いて剥離層に従って、各層縫合をおこないます。切開した粘膜も吸収糸にて縫合し終了です。
写真で見る「バッカルファットを除去する様子」
① 粘膜切開
② 粘膜剥離
③ バッカルファットの確認
④ バッカルファットの露出
⑤ バッカルファットの切除
⑥ 切除量の調整
切除後の脂肪(バッカルファット)
〜 術後の痛みについて 〜
術後の痛みは、痛み止めを数回服用するくらいで自制可能。
腫れは、口腔内が腫れるので、手術の後数日間は、食事が摂取しにくい。
バッカルファット脂肪除去手術の料金
料金(税抜)
バッカルファット脂肪除去手術 350,000円
カンファークリニックのバッカルファット治療
■ バッカルファット脂肪除去手術